上京するために避けて通れないことが転職活動です。
働いて収入を得なければ生活することができません。
転職活動において、学歴、年齢、性別などは外面的な要素と呼ばれています。
実はこの外面的な要素には、これまでの転職回数も含まれています。
そして多くの企業は、求職者の転職回数をとても重視しています。
1つの会社で腰を据えて業務に取り組むことができる人材かどうかは、これまでの転職回数に反映される傾向があるからです。
募集要項では公表していないものの、トータルの転職回数に上限を設けていたり、35歳で最大4回までといったふうに年代別の基準を設定している企業がたくさん存在しています。
そのため諦めたはずの夢がくすぶり続けて仕事が続かず転々とし、そうしてやっぱり夢を追いたいと上京を決意した場合、東京での転職活動が不利になってしまう可能性があります。
では転職回数が多い人は、面接でどのようなことを心がければ良いのでしょうか。
それは質疑応答の際に他責的な印象を与えないことです。
面接でこれまでの転職理由を聞かれたときに、上司とソリが合わなかったからや、自分の能力を存分に発揮できる環境が整っていなかったから、などといった答え方をすると他責的な印象になってしまいます。
責任を他に押し付ける人は印象が悪く、自分の欠点に気づけない人と思われてしまう可能性があるため、注意しましょう。
そこで転職回数の多さを問われたときは、ポジティブな理由を答えるのがコツになります。
たとえば、自身の夢を叶えたい、この会社なら叶えられると思ったという転職理由なら、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。